高齢者をタブレットのテレビ電話で見守りする

高齢者をタブレットのテレビ電話で見守りする

タブレット

 

長野県・南信州の天龍村は2018年1月、65歳以上の高齢者を対象にタブレット端末の配布を開始しました。

 

これまでは一人暮らしだったり離れて暮らしている高齢者の安否確認を地域の民生委員など人に頼っていましたが、移動が大変だったり時間がかかるため大きな負担でした。

 

タブレット端末は、NTTドコモの高齢者向けの見守りソリューション「おらのタブレット」。今後はタブレットを利用し週1回程度、テレビ電話やメールで連絡を取って高齢者の状況を把握します。

 

タブレット端末を所有する高齢者もアプリケーションを使って血圧を入力するなど、健康管理に利用できます。

 

インターネットに接続されたタブレット端末を活用することで、以下のようなことが楽しめます。

 

・テレビ電話で孫と会話する
・インターネットでウェブページをみる
・目的地へのルート(経路)を調べる、見る
・写真を鑑賞する
・写真や動画を撮影する
・写真を加工する
・写真を家族や友人と共有する
・旅行計画を立てる
・ユーチューブなどの動画をみる
・ネット通販をする
・時計やタイマーとして活用する
・電子書籍を楽しむ
・無料の百科事典で調べものをする
・県外のラジオを聞く
・電子メールを送受信する

 

など。

 

ここでは高齢者におすすめのタブレットや選び方をお教えします。

 

 

 

【タブレットとは】

 

タブレット

 

ひとことで言えば、軽量・薄型で持ち運びのできるコンピュータです。画面の大きなスマートフォンともいえます。

 

パソコンよりも起動が早く、家の中だけでなく旅行にももっていけます。キーボードを使わず、ほとんどの操作を画面に触っておこなうことが特長です。パソコンよりも手軽で簡単に扱えます。

 

画面に触れることで、ほとんどの操作・機能を実行できます。

 

タブレットの機能を使いこなすためには「アプリケーション(アプリ)」と「インターネット」が必要です。アプリはパソコンでいうソフトです。

 

インターネットは世界中のコンピュータとつながる方法で、ホームページやブログを見たり、ネット通販をしたり、Eメールの送受信、ツイッターやフェイスブックで仲間と交流できます。もちろんタブレットとインターネットがあれば、テレビ電話で離れた家族と会話も可能です。

 

タブレットには電話、メール、ブラウザ、カメラなど基本的なものは初めから用意されているので、購入したその日から使えます。

 

 

 

【おすすめのタブレットの選び方】

 

タブレット

 

タブレットの頭脳は大きくわけて3種類あります。メーカーならアップルのiPad、グーグルのアンドロイド、マイクロソフトのウィンドウズです。

 

自宅や職場にパソコンがあり、パソコン操作に慣れている人は同じOS(オペレーティングシステム・基本ソフト)のタブレットがおススメです。パソコンを使ったことがない、慣れていないのであれば、どれを選んでもいいでしょう。

 

ヤフー知恵袋では、アップルのiPadが使いやすいという声が多くあります。

 

上位機種なら別売りのキーボードやタッチペンを利用することで、文字をたくさん打つ人やイラストを描きたい人にも役立ちます。画面も大きく、高性能なので負荷がかかる作業をおこなっても素早く反応してくれます。

 

 

 

【タブレットの買い方】

 

タブレット

 

タブレットのWi-Fiモデルなら、全国の量販店やインターネット通販で購入できます。

 

Wi-Fi・セルラーモデルなら家電量販店だけでなく、携帯電話回線を提供しているドコモ、au、ソフトバンクなどのショップでも購入できます。ただし購入のさいには、携帯電話やスマートフォン同様に回線契約を行う必要があります。

 

 

 

【テレビ電話の機能があるiPad】

 

テレビ電話

 

アップルのiPad(アイパッド)にはテレビ電話の機能があります。

 

この機能はFaceTime(フェイスタイム)といい、iPhone(アイフォーン)、iPad(アイパッド)、iPod touch、フェイスタイムの入ったパソコン同士で音声通話やテレビ電話ができます。しかも回線はインターネットを利用するため、通話料も無料です。

 

離れて暮らす親に設定をしたiPadをプレゼントすれば、いつでも音声通話やテレビ電話が楽しめます。

 

>>アップルのiPadはこちら

 

 

 

【タブレットはWi-Fiで接続する】

 

wifi

 

インターネットに接続されていないタブレットは単なる板と同じです。そこでインターネットに接続します。

 

タブレットがインターネットに接続するには、Wi-Fi(ワイファイ)モデルまたはWi-Fi セルラーモデルのどちらかを購入します。おもに自宅でインターネットを楽しむならWi-Fiモデル、外出先でもインターネットを利用したいならWi-Fiセルラーモデルを選びましょう。Wi-Fiセルラーモデルは、スマートフォンや携帯電話と同じようにどこでもインターネットが利用できます。

 

Wi-Fiセルラーモデルでは、通信費が高額になりがち。タブレットを十分に活用するにはWi-Fi(ワイファイ)と呼ばれる方式を用いて、無線でインターネットに接続するのがオススメです。

 

Wi-Fiを使ってインターネットに接続するには以下の2つがあります。

 

・家庭のWi-Fiルーターで接続する
・持ち運べるモバイルWi-Fiルーターで接続する

 

>>家庭のWi-Fiルーターに接続する方法

 

インターネットの接続業者と契約して回線工事を行い、LANケーブルでWi-Fiルーターにつないで接続します。そのあと、ルーターとタブレットを接続します。長所は回線が安定していること。短所は家の外では使えません。

 

>>持ち運べるモバイルWi-Fiルーターで接続する

 

持ち歩くことのできるモバイルWi-Fiルーターでインターネットに接続します。工事の必要はありませんが、通信事業者と契約する必要があります。長所は外出先でも使える。工事が不要なこと。短所は場所によっては電波が安定しない。

 

Yahoo!のモバイルルーターなら端末0円、送料0円、初期費用0円。

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【テレビ電話の使い方】

 

タブレット

 

iPadでは携帯電話のように電話をかけることはできません。しかし、アプリのFaceTime(フェイスタイム)を利用すれば、ほかのiPadやiPhoneとテレビ電話が楽しめます。

 

フェイスタイムを利用するには、以下の3つの条件を満たしている必要があります。

 

・インターネットに接続していること
・Apple ID(アップルアイディー)
・タブレットがFaceTimeに対応していること

 

>>インターネットに接続していること

 

フェイスタイムはインターネットを利用します。あなたがインターネットに接続していても、相手がインターネットに接続していなければテレビ電話はできません。

 

>>Apple ID

 

アップルアイディーがなければフェイスタイムは利用できません。

 

>>タブレットがFaceTimeに対応していること

 

あなたのタブレットと相手のタブレットやiPhone(アイフォーン)がフェイスタイムに対応した端末でなければ、利用できません。iPadならiPad2以降のモデルになります。

 

 

 

>>老親を電気ポットやガスの使用量で見守るシステム