五十肩、片マヒがあっても着脱しやすい衣服など
【五十肩でも着脱しやすい衣服とは】
若いころは何も考えずにできた着替え。加齢や病気、腰の曲がりや痛み、五十肩などで、少しずつ着脱が困難になっていきます。
そこで、高齢者は着脱しやすい衣服を選びましょう。たとえば上着。前開きで、マジックテープで止めるものがお勧めです。または、大きなボタンもいいでしょう。
前開きでないものは被るタイプで、首周りの伸縮性が優れているものを選びます。首周りが広すぎると肩が落ちてしまったり、痩せた首や首のシワなどが見えると、見た目もよくありません。
ここでは、五十肩や片マヒがあっても着脱しやすい衣服、腰が曲がってもキレイに見える洋服をお教えします。
【よく伸び、元通りになるハイネックシャツ】
五十肩や手が不自由になっても便利なハイネックシャツが、安心創企のフレキシタイルのびのびハイネックシャツです。
どんなに伸びても元どおり形状が復帰します。伸縮自由な素材でよく伸びるので、着脱も簡単。肌触りもよく、身体の動きも邪魔しません。
繰り返しの洗濯にも型崩れしにくく、伸縮性も損なわれないのがいいですね。
>>安心創企のフレキシタイルのびのびハイネックシャツはこちら
【片マヒの方でも片手で着脱できる、吸水性の良いタオルマフラー】
ハッピーおがわのプチネックは、寒い冬ならマフラーのかわりに。暑い夏なら熱中症対策に役立つタオルマフラーです。
もともと、施設から外出する時に誰でもお洒落につけられるマフラーが欲しいという声から生まれました。
夏なら首の日焼け防止になりますし、濡らせばひんやり熱中症対策。秋冬は首の寒さ対策になります。綿をつかっているので吸水性がよく、片マヒの方でも片手で着脱できます。
【見た目は普通のスラックス。ウエスト総ゴムで履きやすい】
ジャージやスウェットではカッコ悪い。そんな男性でも満足できるズボンが大阪エンゼルのらくらくズボン。
見た目はスラックスですが、ウエストは総ゴムで履きやすく。片マヒや脳梗塞でも着脱しやすいズボンです。
内側の裾から膝の上まで長いファスナーで開閉できる介護用パジャマ(上の画像)もあります。
【腰が曲がっても素敵に着れる洋服】
年を重ねれば、背中が丸くなったり腰も曲がってきます。そうなると、一般的な洋服では身ごろがつりあがったり、窮屈になったりします。
加齢によって体型が変わり、それを気にして、おしゃれだった母親が外出をしなくなってしまうこともあります。
マダムトモコの洋服は、骨粗しょう症や加齢による背中の丸み、腰部の変形にぴったりあうように作られています。腰が出ず、見た目にもかっこよく、背中の丸みも目立たなくなる視覚効果もあります。
価格は少々高めですが、閉じこもりがちだった親にプレゼントしたところ、また外出するようになったとの体験談も寄せられています。
【ワコールのシルバー向け総合ブランド らくラクパートナー】
下着ブランドのワコールは、誰よりも女性のからだを知っています。
そのワコールのシニア向け総合ブランド「らくラクパートナー」シリーズは、おしゃれ着だけでなく、パジャマや下着、はいて歩くことで筋力トレーニングになるサポーターやガードルまで揃っています。
寝たままでも楽に着脱できるパジャマなど、介助する側、介助される側の気持ちも明るくなる工夫が満載です。
【楽に針に糸を通せる道具。クローバーのデスクスレダー 】
クローバーの糸通し器なら、視力が落ちた高齢者でも縫い針に糸が簡単に確実に通せます。細い針も太い針でも本体に差し込み、ボタンを押すだけ。
ただし、丸穴の針や刺繍針では使えません。楕円(長い穴)の針、規格の統一されたクロバーのぬい針の使用が推奨されています。
丸穴を使いたい方には、カワグチの簡単糸通しもあります。
>>Clover デスクスレダー (卓上型糸通し器) はこちら(Amazon)