認知症の徘徊事故対策グッズ

認知症の徘徊事故を防止する鍵やセンサー、GPS端末付きの靴

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【認知症の現状】

 

 

超高齢化社会と、認知症患者数の増加は切っても切れません。

 

認知症とは、かつては痴呆症と呼ばれていました。認知症とは、さまざまなことが原因で脳の細胞が死んでしまったり、働きが悪くなり、物忘れがひどくなったり、生活に支障がでている状態です。

 

65歳以上の高齢者のうち、認知症を発症している患者は15%以上(300万人を超えている)といわれています。認知症予備軍の軽度認知障害(MCI)も含めると、65歳以上の高齢者の4人のうち1人が認知症、またはその予備軍といえます。

 

 

 

【認知症の徘徊と事故対策】

 

わたしの母も認知症で、体は元気なのでよく徘徊して困りました。本人にとっては、体に異常がなく健康なため、じっとしていることも苦痛だったのでしょう。

 

昼間も、わたしが少しウトウトしている間に家を抜け出し、あわてて家族で探したこともありました。

 

健常者のように、安全な歩道や公園を歩きまわるだけならともかく、道路にフラフラと出てしまって車にはねられたり、線路内を歩いて事故にでもあったらと思うと気が気ではありません。

 

じっさい、平成19年に愛知県大府市のJR東海共和駅構内にて、91歳だった男性が列車にはねられ死亡しました。その事故について、JR東海が遺族に損害賠償を求めた訴訟が話題になっています。

 

名古屋地裁での一審では、介護していた妻と長男に。二審は妻に夫の監督責任を認め、損害賠償を命じたのです。裁判は最高裁まで進み、「家族に賠償責任はない」という結論で終わりました。

 

しかし、今後も同じような事故が起きる可能性もあります。家族がしっかり監督していないと裁判所に判断されれば、損害賠償を支払わなければならないかもしれません。

 

そこで便利グッズの出番になります。

 

 

 

【認知症の徘徊の症状を軽減する方法】

 

認知症患者にかぎらず、健常者にとっても睡眠は必要な要素です。頭と体の疲れをとるためにも、質のよい睡眠をとるよう意識します。

 

とくに睡眠不足が続けば、認知症のお年寄りにとって、徘徊などの問題行動、被害妄想、多動、風邪をひきやすいなどの要因になります。

 

よい睡眠を阻害する要因のひとつに「日中の運動不足」があります。

 

安易に薬の力に頼らず、ショートステイを活用し、日中楽しみながらプロの介護スタッフに徹底的に関わってもらい、昼寝を最小限にして体力を使ってもらい、夜は自然に眠ってもらうようにします。

 

介護保険サービスの活用は、夕方になると落ち着きのなくなる方にも有効です。デイサービスの延長サービスや小規模多機能型居宅介護といったサービスを活用しましょう。

 

ほかにも家庭で、昼と夜の生活リズムを整える方法は

 

・午前中はたっぷりと日光を浴びる
・昼寝は15分程度と短めに
・適度な運動をする
・夜、寝る時に室温や明るさを調節する

 

などあります。

 

 

 

【問題行動は叱らず受け止める】

 

認知症の症状のひとつに問題行動があります。もっとも頻度が多く、家族が対応にとまどうのが「徘徊(はいかい)」です。

 

徘徊は、本人の危険がともない、周囲もそのままに放置するわけにはいきません。徘徊が起こらないように対処しましょう。

 

本人にとっては、徘徊する理由や目的があります。むやみに叱ったり、説得したり、行動を止めさせようとするのは逆効果です。

 

まずは本人が危険性や問題点を知らないためと考え、本人の徘徊する動機や目的が何かを考え、欲求が満たされるよう、かつ危険性のないように対応します。

 

家庭であれば、散歩や買い物など一緒に歩きましょう。施設や病院であれば、自室でなく、ホールや施設内を歩いてもらい、他の入所者と交流をもつようにします。

 

 

 

【行方不明に備える】

 

徘徊の症状を軽くする努力をしても、完全に徘徊を防ぐことはできません。いざという時のために、家庭でできることを挙げておきます。

 

・身元がわかるように衣服に名前をつける
・よく持ち歩く財布やバッグに名札を入れておく
・感知器を活用する
・近所の人や警察に情報を伝えておく。見かけたら連絡をもらえるようにする
まもるっくなどGPSによる位置情報端末を活用する
・SOSネットワークがあれば登録する。相談や助言を受ける

 

 

 

【ドアの内側からかけられる簡易補助鍵】

 

 

マンションやアパートの場合、玄関ドアさえ注意すれば徘徊を防止できます。せめて夜中くらいは、徘徊をきにせずに眠りたい。そんな家族にオススメなのが認知症対策 徘徊防止ロック(簡易補助鍵) ひとりで出掛けないで。

 

ドアの内側で施錠します。取り付けは簡単で、工事も不要。ドアに傷も残らないので賃貸住宅や社宅でも使えます。

 

解錠は、鍵でも番号でもできます。

 

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【防犯にもなる玄関ドア用チャイム&アラーム】

 

 

住宅を狙った窃盗事件は1日に130件ほど起きています。そのうち4階以上の共同住宅における窃盗犯の侵入口の47%は、表玄関でした。

 

この数字からも玄関ドアの防犯対策は重要であることがわかります。朝日電器のELPA ドア用チャイム&アラームなら、工事や配線不要でドアに両面テープで張り付けるだけ。

 

玄関ドアが開くとアラームまたはチャイムが鳴ります。アラームは大音量100デシベルの警報アラームで侵入者を威嚇します。

 

ドアが開閉するとアラームまたはチャイムが鳴るため、徘徊防止にも活用できます。

 

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【光をさえぎるとチャイムが鳴ってお知らせするビームセンサー】

 

 

マンションやアパート以外の住宅は、玄関ドア以外からも出入りができます。そこで、赤外線の光をさえぎるとチャイムが鳴ってお知らせするビームセンサーが役立ちます。離れた部屋にいても、親機が教えてくれます。

 

>>人が通ると教えてくれるビームセンサーはこちら

 

 

 

【靴に端末を内臓した靴、GPSどこでもシューズ】

 

 

ペンダントや時計などのGPS端末は、認知症の人が持ち歩かなければ効果がありません。

 

しかし、認知症でも多くは靴を履いてでかけます。そこで、靴の中にGPS端末を内臓したどこでもシューズ。自宅から50メートル離れると、スマートフォンにメールで通知してくれる機能もあります。

 

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【靴や服、杖に装着できるALSOKのGPS端末】

 

ALSOK(綜合警備保障)から、小型で安価なGPS端末が発売されます。服に端末を縫いつけたり、お守り袋に入れて杖につければ、スマートフォンで位置情報をとらえます。

 

 

 

【ドールセラピーで気分を改善する。赤ちゃんロボット 泣き笑い たあたん】

 

 

フランスベッドの赤ちゃんロボット 泣き笑い たあたん。

 

本物の赤ちゃんと同じくらいの大きさと抱き心地、そして笑い声・泣き声も本物の声をつかっています。

 

ロボットの手足に触れることで泣いたり笑ったり、くすぐったがるため、認知症患者や高齢者の「世話をしたい」「可愛がりたい」といった感情や行動を促します。

 

介護者と高齢者の会話のきっかけになるほか、高齢者の心理状態が安定することで家族の負担軽減にもつながりそうです。

 

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>>認知症で徘徊する高齢者を早期発見する小型発信機 みまもりタグ(ALSOK)