使いやすい食具と食器で美味しく食事をする【自助食器】
【使いやすい食具と食器が食事を楽にする】
食は命。
そして、自分で食べられることは、気持ちも明るくなるし、食欲も増します。結果的に健康維持につながります。
それでも加齢による握力の低下、感覚の鈍り、脳卒中によるしびれや麻痺、関節リウマチによる手指の変形と関節の痛みなどで、食事をすることが大変になってきます。
そこで、今まで使っていた食具と食器を見直します。普通の箸を自助用の箸、スプーンやフォークを介護用のスプーンやフォークに合わせて交換しましょう。
画像は、口当たりのやさしいリッチェルの「使っていいね!スプーン」です。
【軽い力ではさめる介助用箸 箸ノ助】
箸をゆるいバネでつないだお箸は、多少手指が不自由でも持ちやすく、弱い力でも食べ物がはさめます。
豆一粒でも、しっかりとつまめるうえにデザインもお洒落。軽量だから疲れません。
>>軽い力ではさめる自助食器の箸ノ助はこちら(Amazon)
【外出先でも気兼ねなく使える、バネ仕掛けの箸 やじろべえ】
日本人は箸で食べることに慣れています。それにスプーンやフォークでは、そばやうどんといった和食をなかなかうまく食べることができません。
ウインドの箸「やじろべえ」は、箸をバネでつないでいるので手指が不自由でも楽に食事が可能です。
見た目も天然木で高級感があり、握ればバネの部分が手の平で見えなくなります。飲食店や旅先のホテルなどでも特別な箸と分かりにくいのも利点。
手の大きい方用、小さい方用があり。
【やわらかい感触のスプーン】
口に入れた時、歯に金属製のスプーンが当たる感触を嫌うひともいます。
岡部洋食器製作所の口あたりやさしいスプーンなら、スプーンの先の部分がシリコンゴムで保護されているので、先がやわらかく、カチャカチャと音もせず、落ち着いて食べられます。
ジャムの瓶やヨーグルトの底まで、キレイにすくえます。
【刺す、すくう、切る、つまめるスプーン】
スプーンがピンセットのように真ん中から割れる斉藤工業のケンジースプーン。刺す、すくう、つまむ、切ることができます。
【食器の下に敷けば滑らないシート】
ダイセムすべり止めシートは、食器の下に敷くことで滑るのを防ぐシートです。片手でも食器が動かないから、食べやすくなります。好きな大きさに切ることができます。
【気分の明るくなる食事用エプロン】
食事用エプロンは、上半身をおおい、食べこぼしをキャッチしてくれます。防水性で、食べこぼしもポケットで受け止めてくれるので汚れません。
最近はお洒落な食事用エプロンが増えています。毎日使うものなので、食べこぼし対策エプロンを購入するときは、本人に色や柄、形を確認してもらいましょう。気に入ったものを使うのが一番です。
【茶碗が安定する台】
肩マヒがあると食器を支えたり、持つことができません。そんなとき、茶碗まくらがあれば茶碗が安定します。
【持ちやすくて飲みやすいマグカップ】
コーヒーが好きなお年寄りが増えています。コーヒーは、一日二杯なら健康に役立つとの研究結果もあります。
でく工房のマグカップは、大きな持ち手が特徴です。四本の指が入るので持ちやすく、置いたときも安定します。
【すくい易いお皿】
ふちが四角く高いので、食べ物が逃げません。簡単にすくえます。手前のふちは斜めに低くなっているので、汁もすくえます。
【入れ歯でも海苔が簡単に噛み切れる調理道具。アーネストのパリパリのり切り隊】
海苔はビタミンやミネラルをはじめ、とてもたくさんの栄養が含まれています。
また、良質なたんぱく質や食物繊維も豊富で低カロリー。貧血予防の鉄分、骨をつくり精神を安定させるカルシウム、栄養ドリンクにも配合されているタウリンは疲労回復や血液をサラサラにします。健康のために海苔を食べましょう。
けれど、海苔を使ったおにぎりや海苔巻き、のり弁、磯辺焼きなどは美味しいけれど、小さい子どもや入れ歯のシニアにとっては海苔が噛みきれなくて大変。
アーネストのパリパリのり切り隊なら、簡単に市販の海苔がかみ切りやすくなります。シリコンシートの上に海苔を置き、上から穴開け器で押さえるだけ。172個の突起が海苔に小さな穴をあけ、噛み切りやすくします。
>>パリパリ のり切り隊 A-76428はこちら(Amazon)
【食事・食卓専用ハサミの楽食】
楽食(らくしょく)ハサミは、皿の上の料理を楽な姿勢で直接切るのにもっとも適した鋏です。
義歯で噛めなくなった高齢者におすすめ。肉・イカ・タコ・蟹といった食材だけでなく、煎餅やカリントウといった堅いお菓子も楽に切れます。
右手でも左手でも問題なく使えます。お洒落な専用レザーケースもついているので、外食に携帯も可能。
両刃が簡単に外せるため、洗えていつも清潔です。