高齢者に役立つ便利グッズ情報
【高齢化の現状】
日本の総人口の1/4(25.1%)が、65歳以上の高齢者で占められています。
また介護保険を利用している認知症患者数は約280万人(平成22年調べ)、65歳以上の高齢者の15%(約439万人)が、認知症予備軍といわれています。
しかも、徘徊して行方不明になってしまう人は、年間「1万人」もいます。
【孤独死と独居老人の対策】
孤独死とは、みとる人もなく一人きりで死ぬこと。
日本は超高齢化社会に突入しました。一人で日常の生活をしている高齢者は、独居老人ともよばれ、独居老人の孤独死が問題になっています。
いまは便利なサービスや道具があります。これらを活用することで、悲しい事故を減らすことが可能です。
【認知症の対策】
認知症は、本人だけでなく介助する家族も大変です。
わたしの母も認知症で、家族が少し目を離したすきに家を抜け出して、家族総出で探したことも一度や二度ではありません。警察に相談したり、市の広報を使ったこともありました。
認知症の徘徊対策にも、有効な道具があります。徘徊防止鍵、赤外線ビームセンサーなど、実際にわたしが使っている製品をお教えします。
【悪質商法や振り込め詐欺対策】
マイナンバー制度の導入、電力小売り自由化など、社会の動きがあるたびに新たな詐欺行為や悪質商法が生まれてきます。
そして、その被害者の多くがお年寄りです。訪問販売や迷惑電話を撃退する使いやすく便利な電話機があれば、詐欺も未然に防げます。
【高齢者の交通事故が増加しています】
ブレーキの踏み間違い、線路走行、高速道路の逆送など、高齢者の自動車事故が増加しています。
自動ブレーキの搭載車や、車線はみ出し告知・前方車への衝突防止アラーム付きドライブレコーダーで事故を予防しましょう。
夕方から夜にかけて、自動車と歩行者の交通事故も倍増しています。反射材のついたベストや靴の着用、LEDライト付きのキーホルダーなど、交通事故を予防する製品がいくつかあります。
【介護も大変】
車いすや寝たきりの親を介護するのは大変です。介護を補助する便利な製品があります。
>>介護が楽に。布団よりベッドをお勧めする3つの理由はこちら
【ヒートショックによる浴室での死亡事故は、交通事故より多い】
家庭内で高齢者が死亡する事故の1/4は「お風呂」で起きています。
その原因はヒートショック現象。ヒートショックは、暖かい部屋から寒い脱衣所、また寒い脱衣所から暖かい浴室に移動することで、血管が収縮し、血圧が急激に変化する現象です。
ヒートショックによる突然死で、年間19000人が亡くなっているといわれています。その数は、交通事故死の約4倍。
浴室での事故防止にインターホン代わりの緊急ブザー、洗い場と浴槽内の滑り止め、手すり、冬の寒い脱衣所を暖める温風ヒーター、浴室乾燥暖房機が役立ちます。
【食事や調理を助けます】
麻痺などで手がうまく使えない。箸が握れない。握力がないため包丁をうまく使えない。包丁のかわりに使えるハサミ、握力がなくても体の重みで切れる包丁を紹介します。
【旅行を楽しもう】
長距離を歩いても疲れない靴、おしゃれな杖、転倒時に頭部を保護する帽子など、便利なグッズがあれば、旅行や外に出るのも楽しくなります。
【このサイトについて】
年を重ねれば、若いときはできたことが、だんだんとできなくなってきます。
そこで、高齢者の生活を便利にする道具(グッズ)の出番です。
数々の役立つ製品が考えられ、販売されています。アイデアや工夫をこらした製品を使うことで、高齢者の生活が安全に、さらに豊かになります。
このサイトでは、本当に役立つ・便利な高齢者に役立つ製品を、消費生活のプロである消費生活アドバイザーがお教えします。
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