高齢者が歩きやすい靴

高齢者が履きやすく歩きやすい靴、リハビリシューズ

 

 

【シニアに優しい靴の三大原則】

 

シニアに優しい靴の三大原則は、「転びにくさ」「はきやすさ」「歩きやすさ」です。

 

さらに「軽さ」「夜間の安全性(反射材つき)」「履きやすいのに脱げにくい」ことも選択肢に入れてください。

 

 

 

【歩行の原理】

 

歩行は、かかとで着地・足裏・小指の付け根から親指の付け根へと重心を移動・親指で蹴りだす、といった動作の繰り返しです。

 

良い靴は、この歩くための一連の動作をうまく助けてくれます。

 

 

 

【転びにくい靴は、つま先が上がっている】

 

加齢によって筋力が衰えれば、足があがらなくなります。自然に「すり足」になり、わずかな段差でもつまずきやすくなるのです。

 

室内において、一度でもスリッパで「ヒヤっと」したことがある方、いますぐスリッパの使用をやめましょう。そして、つま先のあがった転倒予防シューズを履いてください。

 

転倒して骨折すると、寝たきりになる恐れもあります。外出用の靴も、つま先の上がっている転びにくいものを選びましょう。

 

甲の部分がしっかり固定されると、歩きやすくなります。靴紐を結ぶのが面倒な場合、ファスナーで開けられるもの、面ファスナーで甲の高さまで合わせられるものもあります。

 

 

 

【リハビリシューズの特徴】

 

リウマチなどにより足が変形していたり、片マヒで足に装具をつけている方は一般の靴を履くことができません。比較的、障がいの軽い人には、リハビリシューズが力になります。

 

リハビリシューズの特徴は

 

・手足に障がいがあっても、自分で履いたり、脱いだりしやすい
・歩行時に脱げないよう、足にしっかり固定できる
・底には滑らないよう工夫がされている
・幅広にできていたり、ゴムのような伸縮性がある、面ファスナーで調節できる

 

などです。

 

徳武産業のあゆみシリーズは、左右のサイズ違いや片方のみの購入ができるため、足装具使用者の要望にも応えられます。

 

 

 

【正しい靴の選び方】

 

高齢になると、むくみやすくなるので甲で足囲(足幅の周囲の長さ)が調節できる靴を選びましょう。

 

面ファスナーのものがお勧めです。高齢者向けの靴は4Eなど、足囲が大きいものが多くあります。ただし、足囲が細い人には、細い靴が必要です。

 

足囲がゆるいと、靴が足をおさえてくれません。キツイと締め付けられて痛みがあります。どちらも疲れやすく、つまずきやすくなり危険です。

 

足の形やサイズは人それぞれ。あわない靴を履いていると、関節の変形が加速したり、外反母趾、内反小指などのトラブルも発生しかねません。

 

 

 

【包帯を巻いていても履ける靴】

 

 

介護シューズで有名な徳武産業さんの「あゆみ」シリーズ。室内用から屋外用まで、様々なタイプがあります。

 

上の画像のRE-00シリーズは、片足だけで購入でき、包帯を巻いていても2本のベルトが足をしっかり固定してくれます。転倒予防に、つま先も上がっています。

 

 

夜間の散歩用に、反射材付きのデイウォークもあります。

 

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【膝にやさしい靴 快歩主義】

 

 

アサヒコーポレーションの快歩主義シリーズも、シニアに人気があります。その秘密は、安定した履き心地で気軽に履け、軽くて足になじむ素材を使っているから。

 

つま先も上がっているのでつまずきにくく、底裏にも滑りにくい加工が施されています。そして、中敷きには衝撃吸収加工があるので膝に優しく。表面には撥水加工がされているため、少しの雨や汚れにも強く。

 

おしゃれな色もあり、散歩から買物、旅行まで幅広く使えます。医学博士の監修指導と安心の国内生産。

 

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【かぎりなく裸足にちかい履き心地。ドイツ製の手造り靴、ヤコフォーム】

 

 

市販されている靴は、足先からつま先にかけて幅が狭くなっていきます。そのため5本の足の指が窮屈で痛くなったり、長く履いていると疲れがち。

 

そもそも人間が素足で立っているとき、つま先は広がり、踵がまっすぐのびています。そして、つま先と踵が同じ高さ。これが人間本来のあるべき足の形状です。

 

1977年からドイツのビオライン社が販売している靴「ヤコフォーム」は、コペンハーゲン体育大学のヨルゲン・ケラー教授が生み出しました。足先がゆったり扇状に広がっているから、靴の中で足指をおもいっきり広げられます。だから足が楽。歩いていても疲れません。

 

一年通して履ける画像のスタンダードタイプと、秋冬用のショートブーツタイプが選べます。

 

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【外反母趾でもマジックテープで調整して履ける内履き。自宅や介護施設で大活躍】

 

 

徳武産業のあゆみシューズ「オープンルームメッシュ」は、かかと部分が浅いのに脱げにくいうえ履きやすく、甲の高さ調整もできる内履き。

 

足の状態に合わせてマジックテープで調節可能。朝と夕方で足のサイズが変わる方、外反母趾で歩くのも大変な方でも使えます。

 

介護施設やリハビリ用として。自宅でスリッパかわりの内履きとして。片足でも購入できるので便利。抗菌・消臭加工で、手洗いもできるためいつも清潔。

 

メッシュ素材と足先が開いているため蒸れにくく。色もキレイなピンク、ブルー、グレーあり。

 

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【コブ付き伸縮型の結ばない靴ひも】

 

 

スニーカーなどの運動靴は、いちいち靴ひもを結んだり、結んだひもを解くのが面倒です。解けたひもを足で踏んで転倒する危険性もあります。

 

ツインズのキャタピランは、結ばない靴ひも。

 

使い方はとても簡単。ゴムを伸ばしながら靴ひも用の穴に通すだけ。コブが穴にひっかかるので結ぶ必要がありません。

 

長めのサイズを購入し、余った部分は切りましょう。結ばなくても締まり、動いてもかかとがズレません。

 

靴を脱ぐ生活の多い日本人にピッタリの便利グッズです。結ぶ手間が省けますよ。

 

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>>アクティブシニアの失禁用品