アクティブシニアのための軽い尿漏れ、失禁用品
【尿漏れ(失禁)対策をしよう】
年をとれば排せつの悩みが生じます。排せつの悩みは男女の違いがあります。
男性は、おしっこをしたあとなのに、パンツの中で尿漏れ(失禁)してしまうことが多く。女性の場合は、立ち上がったとき、くしゃみをしたとき、スポーツで力を入れたとき、おなかに力が入ったときに尿漏れします。
女性の場合、身体の構造が関係しています。尿道が短くまっすぐなため、加齢で尿道を支える骨盤底筋がゆるくなり、おなかに力が入ると尿が漏れます。おなかに力が入ったときに漏れることを「腹圧性尿失禁」と呼びます。
そのほか、泌尿器官や神経系の働きに疾患があって漏れるなど、いくつか原因があります。
高齢者の失禁は、閉じこもりの原因にもなります。治療が必要ならば治療をします。便利な失禁用品を利用して、明るく、積極的な生活を送りましょう。
画像は、女性用の軽失禁ショーツです。
【失禁の量の目安】
・10〜20CC くしゃみをした時に少量漏れる程度
・50〜100CC ズボンまでしみてしまう程度
・120〜170CC トイレまで我慢できずに漏らしてしまう程度
【失禁用品の選び方】
失禁対策品として、下着の股の部分に吸収体が組み込まれた失禁パンツ、失禁ショーツ、紙や布製の失禁パッドがあります。
失禁用品は、失禁する量で選びます。
失禁パンツ(ショーツ)は、おしっこの吸収量が30CC程度なので、くしゃみをした時に少量漏れる程度しか対応できません。
失禁パッドは、高分子ポリマーなどを使っているため吸収力があり、かぶれやムレを防ぐ通気性、消臭機能、肌の不快感をおさえる機能が備わっています。吸収量は、大きさや形によって、10CC〜300CCまで対応します。
【生理用品と失禁パッドは別物です】
女性の中には生理用のナプキンを失禁用に使っている方をみかけますが、おしっこ(尿)と経血は成分からして違います。量によっては漏れてしまいますので、失禁対策には専用品の尿パッドを使いましょう。
ここでは、高齢者に役立つ失禁対策用品を紹介します。
【ユニバーサルデザインを採用した脱ぎやすいお洒落な紳士用ズボン】
トイレに行くまでに我慢できずにもらしてしまった。ズボンのチャックを下ろしているあいだに出てしまった。そんな悩みの声をよく聞きます。
ハートフルウェア・フジイの紳士用総ゴムズボンは、見た目はふつうの紳士用ズボンなのにウエストはゴム。
だから見た目はお洒落なのに、外出先でもすぐにズボンが下ろせます。排せつ動作が楽にできるのは助かりますね。
【軽失禁用パンツは、見た目が普通のパンツだから恥ずかしくありません】
男性用・女性用の軽失禁用パンツがあります。ブリーフタイプ、トランクスタイプ、さるまたタイプまであります。見た目は普通のパンツなので、旅行先や公衆浴場でも恥ずかしくありません。
【尿の量が多くても安心。失禁パッド】
失禁パッドには男性用、女性用があります。パンツの中でパッドが動かないように専用のパンツ(ショーツ)を使います。
女性用には、洗濯すれば繰り返し使える経済的な布製のパッドもあります。
【軽度の尿失禁用のパット 特殊衣料のK-Pad】
特殊衣料のK-Pad(けいぱっと)は、いちばん長く肌に当たる部分がキルティングになっていて、サラっとしていて気持ちよく。かぶれにくい色鮮やかな軽失禁用布パッド。
使い捨ての紙に比べて肌にやさしく、布なので洗って繰り返し使えます。布製なので繰り返し洗って使えるから経済的。
色柄も豊富で、気分も明るくなります。もちろん消臭もしっかり。15CCと45CCの2サイズあり。
【後ろ姿すっきりで着用していることが周囲に知られない薄型紙パンツ】
尿漏れが原因で自宅に閉じこもる高齢者が増えています。自宅に閉じこもり、人との接触が減ると認知症につながるリスクもあります。
また紙パンツを着用していることが周囲に知られると恥ずかしいという声も多く。
そこでユニ・チャームは下着のように着用していることがわかりにくい薄型の紙パンツを発売しました。2回分の尿も吸収します。
男性用と女性用あり。男性用は前部分が開き、女性用はピンク色で見た目も下着に近づけました。
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