ポータブルトイレを選ぶ基準

ポータブルトイレの置き場所と選び方

 

【快適な排泄のためにポータブルトイレの導入を】

 

排泄は、食事・睡眠とおなじくらい生きていくうえで避けて通れない問題です。

 

そして、多くの高齢者が「トイレだけは、なんとしても最期まで人の手を借りたくない」と考えています。

 

ですが、年をとれば夜間の頻尿や失禁も増えます。トイレに行く途中で間に合わずに漏らしてしまうこともあるでしょう。そこでポータブルトイレの使用も考えましょう。

 

 

画像はトランスファーボード付きの家具調ポータブルトイレ 安寿

 

ベッドからポータブルトイレへの横移動を手助けするトランスファーボード付き。さらにアームレスト(ひじかけ)が跳ねあがるので、移乗が楽にできます。

 

 

 

【ポータブルトイレの置き場所】

 

体の状態にもよりますが、本人がベッドを降り、手すりにつかまりながら便座に無理なく腰かけられる位置が基本です。なので、あまりベッドから遠いと大変。

 

かといって、あくまでもトイレ。頭の横にあるのも本人が辛いかもしれません。

 

 

 

【ポータブルトイレの選び方】

 

からだの状態によって、選び方はかわります。ですが、便座の位置があわせられること、アームレスト(ひじかけ)の跳ねあげなど、必要な機能が調整できることが重要になります。

 

ほかにも安定性に優れ、グラグラしないこと。移乗の時に必要になる足の空間(蹴込み)があること、座面の高さが調整できることが可能であれば、使いやすいポータブルトイレといえます。

 

 

 

【臭いは深刻な悩み】

 

ポータブルトイレで忘れてはいけない問題が「臭い」です。

 

部屋だけでなく、家の中まで臭ってしまうことがあります。とうぜん、人は寄り付かなくなります。臭いの問題は、すぐ片付けることでほぼ解決します。

 

消臭機能付きのポータブルトイレもあるので、使い勝手とあわせて選択肢に入れておきましょう。

 

 

 

【泡で臭いを包み込む消臭剤】

 

 

井登美の消臭剤「GL消臭フォーム」は、泡で悪臭を包み込んで逃がしません。泡の効果は24時間持続するので、ポータブルトイレのバケツに噴射しておくことで排せつ物も見えず、消臭もされます。

 

ポータブルトイレ以外にも、生ゴミや台所でも活躍します。

 

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【紙を敷いて包んで臭い対策。エステーの脱臭炭ニオイとり紙】

 

 

ごみ箱やポータブルトイレなどの臭い対策に役立つのがエステーの脱臭炭ニオイとり紙。

 

脱臭効果のある炭の粉末を配合している紙を敷く、包む、かぶせる、丸めるなど自由な使い方ができます。紙なので水分や湿気も取れて一石二鳥。

 

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【折りたためるので収納に便利なポータブルトイレ】

 

 

ウチエのたためーる(たため〜る)は、収納に便利な折りたたみ式。使わないときは、バケツを外せば小さくなるので邪魔になりません。

 

本体を丸洗いできるので清潔。バケツも二重になっているので漏れも安心です。便座裏には尿ハネガード付きで、尿飛び、尿ハネも防ぎます。

 

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【臭い対策は万全なポータブルトイレ】

 

 

日本セイフティーのラップポン・エブリは、便座の下に消臭ラップが用意されていて、その中に排尿・排便をします。電動でラップが圧着されて、臭いが漏れません。

 

手も汚れず、バケツを洗う手間もかかりません。本人だけでなく、介護する側の負担も軽くなるメリットがあります。デメリットは、専用ラップや尿吸収剤は消耗品で別売りであることです。

 

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【ポータブルトイレではありませんが】

 

 

TOTOのベッドサイド水洗トイレは、寝室に後付できるトイレです。

 

水洗なのでバケツの洗浄などの処理も不要で。なにより臭いません。脱臭機能、暖房便座付、ウォシュレットで洗えるからおしりも快適。

 

また床に固定はしないため、大人二人いれば好きな場所に移動もできます。

 

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