シニアでも乗れる、転倒しにくい電動アシスト3輪自転車
【高齢者が乗りやすい自転車】
近所の個人商店がつぶれてしまった。
電車やバスで遠くの店まで行き、まとめ買いした荷物を持ちかえるのは大変だ。
自転車があると買い物や友達とのおでかけにとても便利です。それに、まだ杖やシルバーカー、ショッピングカートを使うほどではない。
けれど、ふつうの二輪の自転車では重い荷物を載せて運転しようとするとハンドルがふらついて怖い。転びそうになってヒヤリとした。坂道が多くて上るのも一苦労。
内閣府・平成27年度 交通事故の状況および交通安全施策の現況(交通安全白書)によれば、平成26年に起きた自転車乗車中の死亡事故で、65歳以上は全体の63.8%を占めています。
シニアの乗る自転車には「ふらつかない」「乗りやすい」「力が要らない」という3つの条件が必要です。
シニアの安全を考えられた電動アシスト三輪自転車の特長は、以下の3つ。
・低重心で安定感があり運転しやすい
・重い荷物を積んでもふらつかない
・坂道でも上れる電動アシスト付き
ここでは、シニアでも安心して乗れる自転車などを紹介します。
【坂道もらくらく上れる電動アシスト三輪自転車】
介護ベッドなどで有名なフランスベッドさんが、シニア向けに開発した電動アシスト三輪自転車が「リハテック ASU-3W01」です。
総重量は28キロと軽く、またぎやすく、こぎやすく、運転もしやすく。膝への負担も軽くなるように設計されています。
さらに三輪なので、転倒の危険性も低くなっています。そして、電動アシストモーターで坂道もらくらく上れます。
大き目の前カゴ、後ろにも低い位置に大型バスケットがあるので、米やペットボトルなどの重い物を載せても車体は安定しています。
バッテリーとユニットは、安心と信頼の日本製。充電時間は2時間です。
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【足こぎできる車いす】
自転車のクークルS、クークルMもあったのですが、製造中止してしまったようです。シニア用品は、製造中止や販売終了が多いですね。
車いすにハンドルとペダルを付けたのが、イーストライダー。ハンドル部分を外せば、車いすとして使えます。
三輪なので、転倒の危険性もまずありません。ペダルを逆回転させると、後進(バック)もできます。
介助者が後ろから押せばペダルも回るので、足の運動にもなります。前後輪、ノーパンクタイヤなので手入れも簡単なのがいいですね。
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【お尻が痛くなりにくいサドルカバー】
お尻の肉が薄いひとは、自転車に乗るとお尻が痛くなりがち。そこで、やわらかくてお尻の痛くならない素材のサドルカバーをつけましょう。
エールのWET-C(ウェットシー)は、海に潜る潜水服のウェットスーツ素材なので、ふかふかしてお尻の痛みを軽くしてくれます。
色と柄もカラフルなので、気分も明るくなります。
【夜間事故防止にLEDアームバンド】
高齢者の夕方から夜間にかけての交通事故が増加しています。昼間とくらべて2倍の事故率です。
夕方や夜に自転車や車いすに乗られるのであれば、自動車や他の自転車に目立つよう反射材やLEDアームバンドを腕に巻きましょう。
自転車や車いすに貼る反射材、人の体に巻きつける、着るタイプの製品があります。