高齢者のレクリエーションに必要なグッズ
【レクリエーションとは】
レクリエーションとは、気晴らし、娯楽、余暇を楽しむこと。好きなことをする時間です。
リクレーション、リクリエーション、レクともいいます。高齢者の場合、介護施設や老人ホームでの生活を豊かにしたり、共同生活を円滑にする、認知症予防や健康維持のために、複数人でレクリエーションをおこなっています。
【レクリエーションの必要性】
一般に65歳以上をシニアと呼びます。シニアの生活は自由な時間がいっぱい。仕事を退職し、自由な時間ができるのはよいことですが、本当にやりたいことや好きなことがなければ時間をもてあましてしまいます。
とくにすることもなく家でテレビを見ながらゴロゴロ。誰とも会わず話さない日々を続けると、体はなまり認知症になりかねません。意識して人と会い、脳と体を使うようにしましょう。そのためにレクリエーションが必要になります。
【レクリエーションのメリット】
犯罪など反社会的な行動でなければ、自分の好きなことをします。とくにシニアは人と交わる活動を忘れずに。スポーツやゲーム、ダンスなど、他人とのふれあいと笑いのある活動は年をとればとるほど必要になるでしょう。
レクリエーションをするメリットは
・体と脳を使うのでよく眠ることができる
・生活に潤いができる
・生活にメリハリがつく
・人と交流することができる
・笑うことでストレス解消になる
・体力維持ができる
・リハビリになる
などがあります。
人間なので、どうしてもあわない人や嫌いな人はでてきます。そのときは無理をしないことが大切です。
【レクリエーションの種類】
レクリエーション活動は10種類に細かく分けることができます。
・スポーツや運動などの身体型活動
・音楽、絵画、読書などの文化型活動
・パソコン、学習など教養型活動
・映画をみる、麻雀、パチンコ、将棋、囲碁をする娯楽型活動
・温泉をめぐる休養型活動
・車やバスで旅行を楽しむ移動型活動
・花見、紅葉狩り、散策など自然型活動
・食事会やグループでゲームをする社交型活動
・地域の清掃や手伝いなどボランティアをする奉仕型活動
・祭りや誕生会、クリスマスといった年中行事をする催事型活動
またレクリエーションは
・クイズなどの頭を使うもの
・じゃんけん大会など体を使うもの
・物を使うもの
・カラオケや体操など音楽を使うもの
にも分けられます。
とくに介護の現場でおこなわれるレクリエーションは、人として生きていくのに必要なことが数多く盛り込まれています。体と精神を動かして自己表現し、他者とのコミュニケーションをはかる。
参加したひとにたくさんのよい効果をもたらすことを目的にしています。
【介護現場でのレクリエーションの目的】
老人ホームなど、介護施設でのレクリエーションの役割は娯楽だけではありません。「参加者の心身の活性化」をはかることが目的です。単なる娯楽で終わらせてはいけません。
そのためにレクリエーションをする目的をはっきりさせます。参加者に頭を使わせたいのか、体を使わせたいのか、信頼関係を築きたいのか、目的と効果をはじめに決めておくことが重要になります。
【人気のレクリエーションを教えてくれる本】
老人ホームなどで簡単にできる人気のレクから、介護老人保健施設といった専門性の高いリハビリ向けのレクまで幅広く掲載されている本。作業療法士が監修したもの、音楽レクですぐに使えるCDがついた本がインターネット通販では販売されています。
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