シニアの寝室で役立つ介護用品【目覚まし、手すり、防水シーツ】
【できるだけ本人の意思で動けるよう配慮を】
麻痺がある人などが、1人で一生懸命がんばっている姿を見ると、つい手を貸してしまいたくなります。
でも、待ってください。必要以上に手を出してしまうのは、本人にとっての不利益になりかねません。動けるのに、動かなくなってしまうこともあるのです。
ベッドの起き上がり、ベッドからポータブルトイレや車いすへの移乗など、方法はアドバイスしても、できるかぎり手を出さず、次の動きに誘導するようにします。
電動ベッドのリモコンも、本人が起きたいときに操作できるよう手元に設置します。
なお認知症の人が使うと危険な場合は、ロック機能付きを選ぶなり、手の届かないところに設置してもいいでしょう。
画像はトランスファーボード付きの家具調ポータブルトイレ 安寿です。ベッドからの移乗が楽にできます。
【寝室で役立つ便利グッズ】
ある程度の年齢、または介護が必要になったら布団よりも介護ベッドの利用をお勧めします。
布団やベッドからの起き上がりの強い味方が画像の手すり。それがウチエの「てだすけ」です。敷布団に台座(ベース)部分を敷きこめば、重さで本体も安定します。
【ベッドからの起き上がりが楽になる手すり つかまり君】
棒状の倒れ止めバーを差し込むだけで組み立てと設置が完了するベッド専用の手すり、つかまり君です。
手すりとして使えるだけでなく、ベッドからの転落や掛け布団が落ちることも防いでくれます。
>>立ち上がり アシスト 手すり 「 つかまり君 」 A-76925はこちら(Amazon)
【防水シーツで、おねしょ対策】
リハビリパンツや尿パッドでも受けきれないおねしょ。介護用の防水シーツがあれば、敷き布団が濡れるのを防ぎます。価格も手ごろで、2枚セットの製品なら毎日交換できます。
防水シーツのサイズが小さいと役に立ちません。購入するときは、必ずサイズの確認を忘れないようにしましょう。
【難聴者でも起きることのできる振動する目覚まし】
難聴で目覚ましの音が聞こえない。家族が寝ているので目覚まし時計の音でおこしたくない。借家の壁が薄く、ご近所さんに迷惑がかかる。
そこで、振動式目覚まし時計。時間になると振動して起こしてくれます。
枕の下に入れたベッドシェーカが震えて起こす振動式目覚し時計「ビッグタイム」もあります。
【光で起こしてくれる目覚まし】
朝、起きたら太陽の光を浴びると体内時計がリセットされ、脳内に幸福物質のセロトニンが生まれます。
Lightphoria 1万ルクス デイライト 高照度光照射装置 生体リズムの正常化を手助け コンパクトサイズなら、朝の太陽に似た光で自然な目覚めを応援してくれます。
ゆっくりとおきたい。目覚ましのベルの音が苦手な人に向いています。
【高血圧対策に一人で測れるデジタル血圧計】
健康のために毎日朝と夜の2回、血圧を測りましょう。正確に血圧を測るため、血圧計は上腕で測る上腕式がおすすめ。一人でも測れます。
>>オムロン 上腕式 腕帯巻きつけタイプはこちら(Amazon)
【排せつ物によるアンモニア臭も消す人工畳 極美・爽】
萩原の消臭性と耐久性に優れた高機能畳「極美・爽(きわみ・そう)」は、主原料がポリプロピレンの人工畳です。
従来の機能畳よりも高い消臭性能が特長で、排せつ物によるアンモニア臭を短時間で吸着し消臭します。消臭効果は3年から5年間持続。
従来の畳の上に敷く「上敷き」ならば、畳と取り換えなくてもそのまま使えます。小さな子ども、ペット、介護する家族がいる家庭にも好適です。
同メーカーからは、消臭効果のあるお風呂マットやトイレマットもあります。防炎タイプもあり。